ガンプラ主婦モデラーの製作講座「エアブラシ塗装編」。

【2】接着と合わせ目消し

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ガンプラ主婦モデラーですが何か?TOP製作講座「エアブラシ塗装編」接着と合わせ目消し

*例としてHGUCドムのパーツを使っています。
<パーツの接着>

 合わせ目を消したいパーツを接着していきます。
合わせ目消しでは、本来あるはずのないパーツ同士の合わせ目を消す作業を
行います。
合わせ目が気にならなければ、合わせ目消しはしなくてもいいですが、
やった方がキレイな仕上がりになります。
また、合わせ目を消さずにモールドにしてしまう方法もあります。

 接着剤は、できればプラスチック用の接着剤を使ってください。
この接着剤は、瞬間接着剤とは異なりプラスチック同士を溶かすことにより
パーツ同士を強力に接着してくれます。
接着する方法ですが、まず接着したいパーツの両方に接着剤を内側から外側に
向けてたっぷりと塗ります。はみ出しても大丈夫です。
そして、一度乾かしてからもう一度同じようにたっぷりと塗ります。
3回も繰り返せば、十分プラスチックも溶けていると思います。
 たっぷり塗った接着剤が他の場所につかないように気をつけながら、パーツ同士
をくっつけます。くっつけてギュっと押すと、画像のようにムニュっとしたものが
出てくると思います。これが接着剤によって溶けたプラスチックです。
このムニュが合わせ目消しの大切な役割をしてくれるので、ムニュが出なければ
接着剤が少なかったことになります。

 *関節部のポリキャップなどは、はめた状態で接着してください。
接着してからだと、ポリキャップなどは、はまりませんので。
このジムの場合、腕、太もも、脚の上部のポリキャップなどをはめて接着して
ください。いったん接着してしまうと簡単にははずれないので、ポリキャップなど
も一緒にはめた状態で接着する必要があるのか確認しながら行って下さい。
<ジムのパーツ接着>

 このジムの場合の合わせ目消しが必要なパーツは、これだけに
なります
 胸パーツも方の部分に合わせ目がありますが、今回これは消さずに
モールドとして活用したいと思います。

 また、頭部とライフルは、モールドが小さいためさっきまでの方法だと、
このモールドが接着剤で埋まってしまう可能性があります。
こういうときは、「流し込み接着剤」といって、パーツを合わせた状態で
その隙間に接着剤を流し込んで接着する方法を取ります。
「流し込み接着剤」は、別売りですので、さっきまで使っていた接着剤を
流し込むことではありません。
別途購入してください。

【流し込み接着材の使い方】

 接着したいパーツ同士を合わせた状態で、その隙間に流し込み接着剤
を流し込みます。
流し込み接着剤は、流動性が高いので合わせ目の隙間にスーっと流れ
込んでくれます。隙間に点づけするようにハケで接着剤を付けます。
2回くらい流し込みます。
流し込んだ後、指で挟むとムニュっとしたものが出るらしいのですが、
私は出ませんでした。少なかったのか使い方が悪かったのか・・・。

【後ハメ加工】
 キットによっては、合わせ目消しのために先に接着してしまうと
組立てできなくなってしまうものもあります。その場合、「後ハメ加工」
という作業が必要になってきます。
 このジムの場合、後ハメ加工が必要な個所が2つあります。
頭部と脚パーツになります。(後ハメ加工については、次ページ参照)
後ハメ加工せずに、マスキングをして対応する方法もありますので、
必ずしも後ハメ加工する必要はありません。

 *後ハメ加工しない場合は、接着してしまうと塗れない部分(または、
別々に塗ってからだと後でハメ込めなくなってしまう部分)、を先に塗装
しておいてから、そのパーツをマスキングテープなどで覆ってやります。
覆った状態で、大元のパーツにはめ込み、大元を塗装します。
大元が塗装し終われば、マスキングテープを剥がします。
マスキングテープは、大元の塗装が完了し、完全に乾ききるまでに
はがしてください。完全に乾いてからだと、テープをはがした時に
大元の塗装まで剥がれてしまったり割れてしまったりします。
ただし、この方法では対応できない部分もあります。例えば、マスキング
して大元にはめてしまうと、今度はテープを剥がすのが困難な場合
もあります。
また、マスキングがしっかりされていないと、大元の塗料が付着して
しまう場合もあります。

接着してムニュが出ている状態。


紙ヤスリで磨いた状態。
*例として旧キットのジムのパーツです。
<合わせ目消し>

 これは脚のパーツになります。

 これから、このムニュっとしたものを紙ヤスリを使ってキレイにしていきます。

 まず紙ヤスリの400番くらいで、このムニュを磨き取ります。
あんまりゴシゴシするとパーツに傷がついてしまうので、加減しながら磨き
取っていきます。

 ある程度取れたら、600番で今度は円を描くように紙ヤスリをクルクル回して
磨いていきます。それが済めば、800番を使います。
私は800番まで磨いていますが、600番でフィニッシュでも大丈夫です。

 多少の傷は、サーフェイサーを吹けば気になりませんが、600番以下だと
サーフェイサーを吹いても目立つ場合があります。
この辺は、自分が納得する粗さでフィニッシュしてください。
 
【簡易棒ヤスリ】
 平面のパーツは、手作りの棒ヤスリを使うと便利です。
紙ヤスリを手で持ってパーツを磨いていると、角が磨けて丸くなって
しまう場合があります。
角を丸くしないように、プラ板などに両面テープで紙ヤスリを
貼りつけた棒ヤスリを作り、それで磨くと平面などはキレイに磨けます。
 逆に曲線なんかは手の方が自然な丸みが出てくれます。
また曲線には、やわらかいスポンジヤスリ(別売)も効果的です。

<パーティングライン消し>

 キットには、パーティングラインといって工場でのプラモ製作時に
どうしてもできてしまう線のようなものがあります。
これは、消す必要があります。
(残しておいてもいいですが、恰好が悪いです)

 紙ヤスリやデザインナイフなんかで簡単に取れますので、見える
部分にこのパーティングラインがあれば消しておきましょう。
(パーツ同士で隠れてしまうとか見えない部分は放っておいてOK)

 初心者さんには、紙ヤスリの400番とかで磨き取る方をすすめます。
同じように800番とかでフィニッシュします。
デザインナイフを使って、こすぎ落とす方法もあるのですが、慣れて
いないとパーツに傷がついてしまったりするので、紙ヤスリが無難です。



*例として旧キットのジムのパーツです。
【パーティングライン消しの失敗例】

 画像は、パーティングラインだと思って間違ってモールドを消して
しまった例です。このドムの太もも部分の線は、本来パーティングライン
なんですが、バンダイではこのパーティングラインを使ってモールドを
表現しているようです。
たまに、こんな初心者には判断しにくい線もありますので、消す前に
組立説明書などを見て、パーティングラインなのかモールドなのかを
確認しておきましょう。

 間違って消してしまった場合は、自分でモールドを彫り直すことに
なるのですが、今回はこのままでいくことにします。

*例としてHGUCドムのパーツです。

*例としてHGUCゲルググJのパーツです。
<スミ入れのための一工夫>

 スミ入れは、凹に入れていくものですが、凹みが浅い場合は、スミ入れしても
キレイに入ってくれないときがあります。
 そういうときの一工夫として、Pカッターでスミ入れしたい凹みを彫っておく
という方法があります。
 気をつけないとギギギっといってしまうので(パテで修正すればいいですが)、
あんまり力強く彫らない方がいいかもしれません。
軽く傷をつけておくだけで、しっかりスミが入ってくれるので、試してみたい方は
どうぞ。

*Pカッターは、模型屋さんなんかで売ってます。

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